明治鋼業の大番頭にして東京・神田鉄屋街の変遷を知り尽くした生き字引の小野寺勝夫相談役(86)が9月30日に引退する。 宮城県の農家に育ち18歳で上京。手に職をつけようと製造現場を渡り、23歳の時、縁あって明治鋼業に入る。もともと亜鉛鉄板や釘・針金を販売していた同社がアングルや中板・縞板、軽量形鋼など建材全般も扱う「鉄のデパート」を志向した時...