更に不思議と言えば、私は昭和58年、当時の新日鐵に入社し、室蘭製鐵所製鋼工場に配属された。当時室蘭は主に薄板を製造する製鉄所であり、ステンレス鋼の精錬技術担当となった。 ステンレス鋼の精錬技術には、冶金原理で説明できる反応・挙動が多く、機械工学出身の身としては化学熱力学、反応速度論他冶金の勉強、特にるつぼでの平衡実験をしたいと考えるようにな...