――節目を迎えて。
「とても感慨深いものがあります。70年という時間の長さと積み重ねてきた歴史の重さを今、あらためて振り返ると、ひとえに会の創立に携わった先人をはじめこれまで会の運営に尽力した歴代会長ら役員、およびそれを支えてきた多くの諸先輩のおかげだと実感し、心から感謝します」
「私自身はちょうど10年前の60周年のときに役員となり、運営に関わってきました。昨年、奥澤公明前会長(奥澤産業社長)からバトンを受け、会長として今回の節目を迎えられたことをとても喜ばしく思っています」
――会の活動について。
「1月の新年会に始まり勉強会、総会、親睦ゴルフコンペやボウリング大会、暑気払い、忘年会のほか必要に応じて研修旅行などの定例会を実施しています。いずれも会員相互の親睦を目的としたイベントで、時代の変化とともに趣向を変えながら多くの会員に喜ばれ、出席したいと思ってもらえるよう、役員が試行錯誤しています」
――その成果は。
「自分もそうですが、かつては若手だったメンバーが中堅どころやベテランに近づくにつれ会の中枢を担う立場となりつつあり、その年代層が積極的に参画してくれることで会が活気づいています。もちろん、今のベテラン勢がわれわれを見守りながら応援して下さるのも支えです。一方で会員企業では代替わりも進み、次の世代を背負う若手も入ってきているので、期待しながらしっかりと橋渡ししていくつもりです」
――さて、節目を経て次の80年に向けた活動が始まります。
「目下の会員数は18社。東鉄連加盟団体では2番目に小規模な会ではありますが、だからこそ会員同士が互いをよく知り、行事への参加率も高く、世代を問わず皆、仲が良いのが鉄交会の特長であり自慢です。この雰囲気を大切にしながら、会員数を減らさず続けていければと思うし、チャンスがあれば1社でも多く増やしたい」
――上部組織である東鉄連への協力も。
「当会は、1956年(昭和31)12月に東鉄連の前身である当時の東京都鉄鋼取引改善委員会に加盟し、このときを『会の創立』と位置付けています。今年、東鉄連も創設70周年を迎えており、その意味では『東鉄連と共に歩んだ70年』であり、引き続き構成団体の一角として小規模ですが東鉄連の運営に協力していきます」
「城北鉄交会では、奥澤前会長が長く東鉄連レクリエーショングループの実行委員長を歴任し、後任の私は東鉄連の常任理事として今は総務委員会の副委員長を仰せつかっています。また、大橋秀人元会長(東洋シャーリング工業社長)は今も将棋大会の実行委員長として毎回多くの参加者を募り、大会を盛り上げています。鉄交会としては、今や春のゴルフ大会(鉄鋼新聞社共催)の常勝団体として知られ、存在感を発揮していることも誇りです」




