日本溶接材料工業会がまとめた9月の溶接材料統計によると、出荷量は前年同月比6・8%増の1万6968トンとなった。溶材出荷は5月まで14カ月連続で前年割れとなり、建築、造船、自動車など主力需要分野向けの活動水準は依然振るわないが、6月以降はプラスに転じている。 主な内訳は溶接棒が前年同月比20・8%減の1375トン、フラックスが53・1%増の...