輸入鋼材へのセーフガード(緊急輸入制限=SG)に代わる後継措置が予定されているEUで、脱炭素政策も通商障壁となりかねない動きが強まってきた。20日にはドイツのティッセン・クルップ、オーストリアのフェスト・アルピーネ、同国アルミメーカーのAMAGなど約80社が排出権無償割当の延長を求める書簡を連名で発表。来年から炭素国境調整措置(CBAM)の...