北陸地区では、建設業・製造業とも復調する要素が見当たらず、下期以降の需要環境も上期と大きく変わらず低調に推移する見通し。地区鉄鋼流通にとって正念場が続きそうだ。 建築需要は依然として低迷したまま。とくに50~300トン規模の物件が極めて少なく、鉄骨ファブリケーターの山積みや稼働率はなかなか上向かない。「全国的にも大型物件が中心で手離れのよい...