日銀が1日発表した企業短期経済観測調査(短観、9月調査)によると、鉄鋼業の業況判断指数(DI)は、大企業・製造業でマイナス14となり、前回調査のマイナス3から悪化した。中堅企業、中小企業もそれぞれマイナス12、マイナス17にとどまった。全産業(大企業・製造業)が2期連続で改善する中で鉄鋼業の業況改善が遅れていることが改めて浮き彫りになった。...