日本冶金工業は先週5日、創立100周年記念の全国NAS会懇親会を東京都千代田区の東京会館で開催し、木村始顧問、久保田尚志会長、浦田成己社長の歴代社長や営業幹部がそろい、会員各社に感謝を伝えた。NAS会は、地区別に取引先流通・商社と構成する親睦組織で、全国から約180人が参集した。
浦田社長は冒頭挨拶で「当社の最大の強みはNAS会の皆さまとの絆であると確信している。95社、148事業所の皆さまに支えられ、ここまで歩みを続けることができた。当社にとって何物にも代えがたい誇りであり力でもある」と述べ、「100年は決して順風満帆な歩みではなかった。厳しい市況に苦しみ、先の見えない時期もあった。むしろ苦しい時期の方が多かったかもしれない。しかし、困難な時こそ皆さんと築き上げた信頼と絆が私共の背中を押してくれた。感謝の思いは尽きない」と続けた。
最後に「これからの50年、次の100年に向けて、当社はさらなる進化を目指して、しぶとく生き残り、成長していく。技術、品質、納期やお客さまとの信頼関係において、より一層の価値をお届けできる企業であり続けるため、挑戦を続けていく」と締めくくった。