歯車の世界に革命を起こす世紀の発明を実用化へ―。兼松は、山形大学が開発した回転3自由度を有する金属製の「球状歯車機構」で量産スキームを構築し、本格的なマーケティング活動を開始した。ロボットアームや医療機器、化学プラントや宇宙関連などさまざまな用途が想定され、まず日本国内で事例を作りながら海外での販売も広げていく。