首都圏を主な市場とする東京地区の条鋼建材製品は総じて地合いは軟調。秋需も感じられない。鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)ともに中小案件の着工件数・床面積が停滞し、需要家の下げ圧力は収まっていない。 異形棒鋼は弱含み。6月に続いて7月も2千円安と続落し、足元の市場価格(直送・ベース)は10万4千~6千円どころ。向け先となるRC造の着...