首都圏では大型建築再開発案件の工事遅延・延期が頻繁に発生しているとのこと。これが、当該の鋼材販売・加工業にとって出荷減や工場稼働の低下に影響し、振り返れば前四半期(2018年1~3月)は当初予想に比べて売り上げ、数量ともに下回った。この、いわば思惑外れの状況が、店売り末端実需の停滞につながり、市中の荷動き、引き合いを緩慢にしている。市況の踊...