首都圏の店売り市場における鋼板類の販売状況は、盆休み明けも「復調の兆しが全く感じられず、価格(市況)も下値ゾーンがジリジリと広がってきている感じ」(有力扱い筋)だという。中には「米関税問題による先行き不透明感が払しょくしたからか、8月最終週あたりから受注が少し上向いてきた」との声もあるが、大勢を占めるのは前者の印象が強い。メーカーの個別対応...