夏休み明け以降も店売り市場の荷動きは小口の当用買いが中心で、販売状況は低調なまま推移している。小口注文は主に建築向けが多く、大型の都市再開発案件では一定の動きが見込まれる一方で、中小規模物件では依然として活況を欠く。市中在庫は酸洗、冷延、ボンデ鋼板ともに歯抜けはなく、品薄感は見られない。売り手側が値下げを提示する場面が増えている。当面は需要...