韓国と中国からの溶融亜鉛めっき鋼板(GI)に対するAD調査が開始されたほか、8月の外材オファー価格も前月比で上昇するなど、強気材料が散見される。一方で、足元の実需に即した価格形成は依然として難しく、着地点を模索する展開が続くだろう。建設・建築分野では人手不足や資材高、猛暑による工事遅延などが重なり、需要は盛り上がりを欠いている。需給も引き締...