アルミ圧延事業を手掛ける国内上場大手3社の2025年4~6月期決算が出そろった。各社ともに販売数量は大幅な変動がなかったものの、為替の円高進行や労務費などのコスト増、在庫評価の悪化などを受けてUACJと日本軽金属ホールディングスの2社が減益。一方で神戸製鋼所アルミ板事業はディスク材がけん引して赤字幅が縮小した。 アルミ圧延品需要は、缶材は国...