九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、6月末の九州地区特約店在庫は前月比207トン増の2万278トンとなり、3カ月ぶりに増加へ転じた。在庫率(在庫量/出荷量)は3・63カ月分と、依然として適正水準を上回っており、荷余りの傾向が続いている。 荷動きは低調なまま。H形鋼は弱含みで、ジリ安の傾向が続く。需要は総じて低迷しており、明...