北陸地区では依然として製造業をはじめとする需要の低迷が続き、薄板市況も年初からジリ安基調で推移。諸経費が増加するコイルセンター(CC)や流通筋にとって加工賃改善を進めたいところだが、需要が薄いだけにコスト転嫁はいまだ道半ばとなっている。 製造業関連全般で需要が落ち込んでいるため、地区CCの稼働率は「今年に入り計画比で平均8割稼働が継続」して...