東京製鉄は15日、2026年1月契約の鋼材販売価格について、全製品を前月比で据え置くと発表した。前月は形鋼の値上げを実施しており、2カ月ぶりの全面据え置きとなった。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「品種ごとに需給バランス改善の進捗(しんちょく)や国内外の商況を見極める。形鋼製品値上げのマーケットへの浸透を確実なものにしたい」と背景を...