大手鋼材流通の吉田鋼業(本社・大阪府東大阪市)は、2025年8月期の業績見通しを、売上高600億円強(前期比約5%減)、経常利益は前期比微減(前期32億円)としている。主力の建築鋼材需要が落ち込む中で、数量確保を最優先に営業展開し、安定的な業績を維持している。 売上高の内訳は鋼材販売が約6割、工事請負が約4割。上期(24年9月~25年2月)...