鉄筋最大手の共英製鋼(社長・廣冨靖以氏)は18日、7月の鉄筋(異形棒鋼)販売価格を全事業所で前月比据え置きとすると発表した。需要低迷の一方、各種コスト増に、減産コストも加わり、採算は厳しい。市場の一部で安値も広がっているが、同社は「健全な生産活動を続けるために、これ以上の下げ余地はない。今後の動きには慎重に対応していく」とし、市況の底入れを...