中国が実施した超硬工具などで使用するタングステン関連品目に対する輸出規制の影響が出ている。指標となる中間原料のパラタングステン酸アンモニウム(APT)相場は規制後、中国からの荷動きが停滞したことを受けて供給懸念からジリ高となり、年初比2割高の430ドル(WO3・10キロ当たり)まで上伸。また主要国からの輸入時期が不透明となる中、再生原料である...