北米での油井管向け継目無鋼管の取引価格が上昇し始めた。現地の鉄鋼メーカー各社が採算改善のため、4月以降に10%強の価格引き上げを打ち出し始めている。高関税などで輸入材が減少し、需給が引き締まったことが背景にある。本格的な上昇局面を迎えれば、日本製鉄傘下の米USスチールや現地で流通事業を展開する日系商社の業績に追い風となりそうだ。