九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、4月末の九州地区特約店在庫は前月比193トン減の2万975トンとなり、2カ月ぶりに減少した。在庫率(在庫量/出荷量)は約3・8カ月分で、適正水準をなお上回っており、荷余り傾向が続いている。 H形鋼の荷動きは依然として精彩を欠く。中小建築案件では、資材価格や人件費の上昇により総予算が膨らみ...