「対価をもらわないと生き残れない」と苦しい現状に声を上げたのは異形磨棒鋼メーカー幹部。材料費高騰により単価は年々上昇、価格転嫁も進めてはいるものの、販売数は数十年右肩下がり。小口化が進むことで小結束や多頻度少量輸送の手間は増える。「今までサービスで行ってきた部分にもしっかりと対価を頂かないと収益改善は見込めない」(メーカー筋)。事業継続には...