耐火物協会は26日夕、東京都内で定時総会を開催した。総会終了後に開かれた懇親会で挨拶した江川和宏会長(黒崎播磨社長)は、最大の需要産業である鉄鋼業の業況に触れた上で「今年度は厳しい環境が予想されるが、耐火物は鉄鋼をはじめ日本のものづくり産業を支えている。ピンチをチャンスに変えていこう」と、会員会社のトップら約90人の出席者に訴えた。