「期初に立てた目標値に対して多少凸凹はあるが、ほぼほぼおかげさまで予定通りの決算で終えることができた」。阪和興業の中川洋一社長は9日の決算会見で、2期ぶりに増収増益を果たした2025年3月期連結業績を「外部環境が悪い中ではギリギリ合格点だった」と総括した。 米国の政情を含めて不透明感が漂う中、鉄鋼など各事業部門の奮闘やポートフォリオ(資産構...