全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)によると、2024年度のステンレス鋼板販売量は前年度比0・7%減の59万5999トンだった。建築や設備投資関連が落ち込み上期苦戦したが、下期半ばに挽回した。ただ、年明け以降は再び低迷している。加工量は1・3%減の88万7343トンとなった。 品種別の販売量はニッケル系冷延が0・2%減の28万24...