日本鉄鋼連盟が22日発表した2024年度の国内粗鋼生産量は前年度比4・5%減の8295万トンとなり、3年連続で減少した。国内外で鋼材需要が減退する中、鉄鋼メーカー各社の生産活動は年間を通じて停滞。1970年度以降の年度ベースでは、コロナ禍の20年度(8278万トン)に次ぐ過去2番目に低い水準にとどまった。 粗鋼生産(年度)の9千万トン割れは...