鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は10日、鋼材の輸入動向について「単月の増減だけで評価してはいけない。(24年度ベースでは)国内出荷量が減少しているのに対し、輸入量は増加している。(輸入増への対応は)引き続き大きな課題ととらえている」と述べ、輸入鋼材による国内需給への影響について改めて懸念を示した。 同日の懇談会終了後、記者団に...