銅・黄銅屑は、相対取引の目安となる電気銅建値の先行き不透明感が強い。ただ発生薄を背景とした品薄感の強さを受けて、集荷競争による高値寄りの取引は引き続き見られるのではないか。加えて、発生減の材料も足元では出てきている。 懸念となるのは電気銅建値急落による発生への影響だ。これまでも低調な発生が続いていたが、相場の反発を待つ動きが出てくることから...