重電大手の明電舎は北海道せたな町の洋上風力発電所で、風車ブレードの長寿命化に寄与する銅合金製の雷保護部品の実証試験を開始したと発表した。開発品はレセプタと呼ばれる部品の高機能タイプで、優れた導電性・機械強度で雷撃に伴う消耗を抑制。ブレード破損や稼働停止リスクを低減し、発電事業者の発電量向上や保守などのコスト削減に寄与する。実証実験では耐雷性...