日本製鉄の東日本製鉄所鹿島地区(茨城県鹿嶋市)で第3高炉が先月31日午前0時51分に吹き止めされた。生産体制の構造改革の一環で実施。同社の高炉は10基へと集約が進み、2020~21年にかけて打ち出した鉄源工程の効率化にひと区切りがつく形になる。 鹿島の高炉は2基あり、うち1基を休止した。既に圧延を停止し一部の工程のみが稼働していた厚板、形鋼...