関東地区の鉄スクラップ市況が約5カ月ぶりに反発した。2月半ば以降に関西以西の西日本で市況が上昇する一方、中部以東の東日本はおおむね横ばいが継続。結果的に〝西高東低〟が鮮明となっていた。関東市況の上昇で東西の市況格差は若干縮まったが、西高東低の環境は続いている▼東日本の市況が上がりにくかった背景には関東と中部地区の鉄スクラップ需給に引き締まり...