関東地区電炉メーカーの鉄スクラップ買値は1月下旬に下落後、約1カ月半にわたり、おおむね横ばいが続く。2月半ば以降に西日本の市況が上昇したことで国内市況は〝西高東低〟の状態。 ただ、関東でも2月中旬から湾岸価格がジリ高となり、足元はメーカー買値と同水準まで値戻しが進む。米国の関税政策を背景に海外市況も上昇し、関東メーカーの買値にも上げ圧力が強...