広島地区の鉄スクラップは軟調。先般の関東テンダーによる入札結果やその他海外の需要家が日本産に対し引き合いを寄せたことにより、先週末に東京製鉄岡山工場が購入値を1千円引き上げている。 一方で域内の電炉メーカーは減産傾向を継続、買い意欲は低調で地区需要は芳しくない。ヤードへの入荷は一時的に解体物件が重なったことから進んだが、基本的に発生薄の状況...