合金鉄大手の新日本電工は、フェロマンガンの原料となるマンガン鉱石の在庫を大幅に圧縮する。現在は足元の生産ペースで6カ月強の在庫を保有しているが、在庫のあり方を見直し、適正水準まで在庫量を減らす。資金の効率運用につなげるほか、マンガン鉱石価格の変動による在庫評価影響を軽減するのが狙い。 先月、棚卸資産在庫の圧縮に向けた取り組みに着手した。鉄鋼...