鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は7日、2024暦年の鋼材輸入量が普通鋼で過去2番目の高水準となったことに触れ、「警戒すべきレベル」と述べ、国内需要が低迷する中での輸入増への危機感を強調した。昨年の普通鋼鋼材輸入量は505万トンと500万トンの大台を突破した。廣せ氏は、品種別では亜鉛めっき鋼板、国別では韓国、中国が過去最高になっ...