財務省の貿易統計によると、薄板3品(熱延鋼板、冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板)の2024年(暦年)輸入は前年比6・5%増の366万8237トンとなった。国内需要が減少する中、輸入は4年連続増となっており、コロナ前の19年対比でも5・8%増と上伸。特に亜鉛めっき鋼板や冷延鋼板については、品質や納期などが厳しくない汎用分野で、安価な輸入鋼板が一定程度の...