財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに昨年10月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、普通鋼の熱延コイル輸出は2024年2月以来の90万トン割れだった。欧州委員会が日本などのホット輸入でアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査を始めた影響でイタリアはじめEU向けが激減した。(カッコ内は前年同月比)