日本鉄鋼連盟の集計によると、世界における2024年の鉄鋼製品を対象としたアンチダンピング(反不当廉売=AD)措置の新規調査は41件となり、初めて40件を超えた。うち中国を対象とする調査案件は30件で、初の30件台に達した。 これまでの過去最多は、全体では15年と16年の39件。対中案件は16年の29件だった。24年の中国の鋼材輸出は15年以...