――メインとなる東南アジアの市場環境をどうみているか。 「足元はよいとは言えない。1番の大きな要因は中国だ。景気後退で鋼材の供給過剰に陥って輸出が拡大し、通貨安も重なって需要も相場も低迷が続く。多くの国が保護主義政策を鮮明化し、さまざまな混乱が生じている。当社ASEAN(東南アジア諸国連合)子会社での鉄鋼扱い量は、2022年度に263万トンと...