日鉄エンジニアリング(社長・石倭行人氏)は27日、浮体式洋上風力の基礎部材を量産するため、若松工場(北九州市)に約130億円を投じると発表した。国内最大級の大型クレーン導入などが柱となる。浮体の基礎部材は幅が70~100メートル、重量が数千トンに達する巨大な鋼構造物だ。2030年までに投資を実行し、年間20~30基分を量産できる世界有数の供給...