日本鉄鋼連盟が23日発表した生産速報によると、2024年(1~12月)の国内粗鋼生産量は前年比3・4%減の8400万9千トンとなり、3年連続で減少した。9千万トン割れも3年連続。国内鋼材需要の減速に加え、輸出向け需要が伸び悩んだことで、鉄鋼メーカー各社の生産活動は低水準にとどまった。鋼材需要は今年1~3月も低位にとどまる見通しで、年度ベース...