関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は、2024年12月の薄板流通動態調査をまとめた。需要環境は11月後半から鈍化して年を越した。出庫が鈍いことに加えてメーカー出荷が順調だったため、自販在庫率は熱延・冷延・表面処理の全品種で上昇、総計の在庫率は熱延・表面処理で上昇した。 品種別の総計在庫率を見ると、熱延が1・95カ月...