節目を迎え「駆け出しの頃を懐かしく思い出す」。スタートは鉄鋼の輸出営業で「世界はとてつもなく広く、合理的と思えば時に不条理な偉人たち、丁々発止の先輩たち、世間知らずで矮小な私。それが私の原風景」と。その後、海外での事業運営を経て30代後半に帰国し、大阪の国内営業に転じた際、全く異なる日本の取引文化に「衝撃を受け、戸惑った」。 年男としての抱...