72歳の節目にあたり「第一線に立つビジネスマンとしてはおそらく最後の年男だろう」と感慨に浸る。自社は昨年、次世代への経営承継を済ませたが、関東コイルセンター工業会の会長職はまだ任期が残る。「コイルセンターの加工賃是正が未だ道半ばにある。出荷量が年1300万トンと先細りする中、適正な加工賃が確保できなければ業界は存続できない」と誰よりも危機感...