日本製鉄は20日、高炉を用いる水素還元製鉄法の技術開発で、基盤技術を確立したと発表した。東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)にある小型の試験炉で、水素の加熱温度を高めることなどにより、炉本体からの二酸化炭素(CO2)の排出削減効果を43%まで高めることに成功。2025年の達成を目指していた中間目標「40%削減」を1年前倒しで超過達成した。水素...