北陸地区の薄板市場では製造業をはじめとする需要は盛り上がりを欠き、地区コイルセンター(CC)の稼働率も定時割れが続くなど活発さは感じられない。薄板市況も需要低迷と安価な輸入材の影響が懸念され、ジリ安基調で推移する見通しだ。 地区CCの稼働率は「今年は5月中旬頃から月を追うごとに低下。8~9月を大底に、10月からは底を脱したものの、11月も日...