中国地区の鉄スクラップは横ばいの様相でこう着状態が続いている。地場電炉メーカーの製品生産低下を背景にして調達意欲の水準は低い。12日の関東鉄源協同組合による輸出入札後も買値引き上げの動きはない。ヤード業者への入荷は発生減で伸びを欠いている。 磨棒鋼は横ばい推移。荷動き自体は値上げ後の反動減の影響が落ち着いている。足元は自動車関連、建機・産機...