東京製鉄は11月契約分に続き12月契約分も鋼板製品類を据え置いたが、首都圏の店売りマーケットでは10月契約分での大幅値下げの影響がじわりじわりとまん延している感じだ。末端実需が著しく乏しく、市中の荷動きが停滞している分、厚中板市況面に極端な変化は今のところ見えないが、地場流通筋では「早ければ今月下旬から、遅くても年末から年明けにかけて目立っ...